こんちゃ。熊次楼です。 音楽と趣味である鉄道をのびのび書いていきます。
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第31回セゴビア国際ギターコンクールの旅記
2015-12-03-Thu  CATEGORY: ギター・音楽
 お久しぶりです。
 先週の火曜日から土曜日にかけて行われたギター界屈指の難関コンクール「セゴビア国際ギターコンクール」にて3位を獲得しました。日本人受賞は1992年の大場悟さん以来の23年振りの入賞であったそうで、日本人としてなんとか功績を残せたかなと思っております。

以下、記録でございます。

 こういった国際ギターコンクールに参加するたびに思うのは、当たり前ですが出場するギタリストのレベルが毎回高いこと。接戦になるぐらいのハイレベルで繰り広げられる戦いは、おそらく聴衆にも興奮を与えるものだと思う。それでも審査員は容赦なく各ステージごとにギタリストを切り捨てていく。審査員自身も各ステージの通過者を選ぶのは本当につらかったことだろうと思う。今回のコンクール出場で僕は各国によって受ける演奏が違うのが身にしみてわかった。聴衆にはドイツ人、フランス人、ロシア人、スペイン人、イタリア人がいたが、拍手を向けるギタリストが各国によって完全に違っていたのだ。審査員にはスペイン人のみが置かていた。彼らに受けない演奏をしたギタリストは絶対にステージ通過をすることができない。なので、「聴衆からの意見がよかった」「みんな僕のことを気に入ってくれた」は全く通用しなくなる。当たり前のことである。コンクールに毎回のように観戦しに来るギター好きの日本人がいらしており、その方曰く「かなり厳しいコンクール」だとのこと。本当にその通りであった。結果は結果として素直に認め、自分に何が足りなかったかを突き詰めていこうかと思う。
むしろ、この三位をもらったことによってさらなる自分の可能性を広げることができることに感謝をしている。

 そして海外には必ず「恐ろしいぐらい上手い演奏者」が存在する。昨今の国際ギターコンクールでもお分かりの通り、表彰台常連のギタリストがいる。僕自身は優勝や表彰台の場所を連取できることに関心を覚える。勿論彼らはかなり練習をしていて、毎日のようにギターと接しているからであろうと思う。――が、実際彼らに質問してみると「いや、練習はほとんどしてないよ。」と返ってくる。「何をしているの?」と尋ねると、「好きな曲弾いて、好きな音楽聴いてるかな。あ、もちろんコンクールの課題曲も練習しているよ。笑」と答える。
―――…一体彼らは何者なのだろうか。……
彼らは彼らの好きな音楽感性に沿って演奏する。それ以外の解釈は自分の好みに合わないからだ。
それで周りがOKと言えばそこはOK、NOと言えばそこはNOとなる。何とも自己中心的なものだが、音楽家にはそういう心づもりが必要なのである。それがなくて全ての場所でOKとなるのであれば、それはそれで日本語で言う「八方美人」のようになり、最終的に評価は下がっていく。難しい調整であるが、少なくとも我々もこういった考えも持っていいのではないだろうかと考えていた。
―――「自分は自分の音楽をする。」―――
私もこれをいつもよりさらに認識して演奏していきたいと思っている。

Finalラウンドではオーケストラとアランフェス協奏曲を演奏した。初のオーケストラ共演がアランフェス協奏曲で物凄く感激した。今でも少しだけその余韻が残っている。

本当に良き経験となった。
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